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この木、誰の木? [建物を建てる]

2008年1月21日(月)

心配された雪でしたが、関東では降りませんでした。
昼前に、ちょっとした時間に、現場に行きました。

垂木の細かな仕上げをされていました。
まずは、屋根をすこしでも先に進めていくと思います。

鉋(かんな)をつかって、作業をされていたので、鉋屑を拾ってきました。
なんか、こんな鉋屑で遊んだなぁと、懐かしくなりました。

昨日の上棟式の前に
TSウッドの和田さんが、
この尺の梁が、うちの山のものです。
100年近い徳島杉です。
私がではなく、ひいおじいさんが植えた杉です。
と、おっしゃってました。
通し柱は、伐採ツアーを見に行った、亀井さんの山から来ています。
なんか、そんな、誰の木?みたいな話が聞けると、よけいに大事にしないとなぁ
という気持ちが沸きます。


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コメント 2

たいせい

 「ひいおじいちゃんが植えた木」と言う言葉に、痺れます。
 そんな木を使うのですから、「おじいちゃんが建てた家」と孫に胸を張って言える家造りのファイトが湧くのでしょうね。
(私も孫に、「おじいちゃんが作った瓦」と言えるような製品を作らねば...。)
by たいせい (2008-01-22 09:24) 

tsk

たいせいさん、たびたびありがとうございます。

100年の重みを私が感じ始めたというのが正確な表現かもしれません。
言われなければ、これが100年かどうか、山の現場を見なければ、その大変さを
感じてたかどうかは、難しいところです。

林業家も建築家も工務店も、手を抜かないその姿勢に頭がさがります。

上棟式の中では、くだけた話の中で、大工の山への期待、山からの大工への期待
そんな話が聞けて、面白いです。

でも、うちは普通の民家にすぎないのですよ。

上棟式にいた大工が、次の現場の話をされてました。
阪神大震災のあと建てた家で、
そのときは、屋根の重さの問題がどうのこうの言っていたころで、
金属板屋根にされたそうですが、
それを瓦屋根に葺き替える現場だそうです。
もちろん、構造的には十分な家であることは確かで、建て主さんの
たってのご希望だそうです。いいなぁ


みなさんののblogに、私がいけてません。大変申し訳ありません。
by tsk (2008-01-23 11:52) 

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