本のご紹介「木のいのち 木のこころ」 西岡常一 [家を建てるために読んだ本]
「適材適所」職人のこころいき
http://blog.so-net.ne.jp/ts9/2007-07-27
でも書きましたが、
法隆寺の宮大工 西岡常一の話を含んだ、もともと3冊の合作本です。
単行本になっていたので、今回は図書館でなく、買ってきました。
読みやすかったのですが、562ページもあると、すぐにはいきませんでした。
本当の職人という人たちは、こういう人たちのことを言うのでしょう。
1300年前から建っている木の建物、それが、法隆寺といわれると説得力あります。
法隆寺を見に行きたくなりました。
普通の家も、本来、木の癖を読んで、適材適所に入れていくべきですが、
機械加工などで、その癖を読んでやっているとは思えません。
癖のある木を、うまくあわせることによって、より強固なものになります。
さらに、人間にも言えることなのかなぁ。と考えさせられます。
とりあえず、何事も急ぎすぎですね、現代は。
ゆっくりとしたペースでしごとができたら、もっと、いいものができるのになぁ。
2007-10-01 03:01
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0