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本のご紹介「絵解き 住まいを守る耐震性入門―地震に強い木の家をつくる」 [家を建てるために読んだ本]

絵解き 住まいを守る耐震性入門―地震に強い木の家をつくる (チルチンびと建築叢書)

絵解き 住まいを守る耐震性入門―地震に強い木の家をつくる (チルチンびと建築叢書)

  • 作者: 山辺 豊彦, 鈴木 聡
  • 出版社/メーカー: 風土社
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本


この手の本は、専門用語や難しい書き方をしている場合が多く、読んでも途中でいやになることが多いのですが、チルチンびとの連載であったものの単行本化だけに、絵が多様され、かつ、わかりやすい図と解説です。
一般の住まい手側がわの私でもわかる内容になっています。

じつは、現場をみて、この本を見て、実はこういう意味があったのかということがよくあります。
木の家の構造を一般の方が知るうえで、わかりやすい本ではないでしょうか。
木の家を建てていて(建てようとしていて)、構造についてすこし勉強しておきたい人、おすすめです。

木組みの場合、金具の場合、筋交いの場合、貫の場合、etc...さまざまな場合について書いて(絵解き)あります。

「職人の経験とカンとによって作られてきた木造住宅の世界も、耐震性などの構造特性について科学的に説明することが求められる時代になったのです。」

耐力壁があるので垂直方向にだけ、気がいってしまいますが、実際には水平構面の耐力も重要なことがよくわかりました。そして小屋組みや屋根もね。


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コメント 4

たいせい

この本は一度読んでみたいです。
 良書の紹介ありがとうございます。
by たいせい (2008-02-15 12:23) 

tsk

たいせいさん、niceありがとうございます。
実際の構造計算は、もっと面倒なのだと思いますが、
知識としての耐震性や風による構造に対する考慮しなければいけない内容は、
ずいぶんと理解できたとおもいます。

自分の家で気づいたところ、そのうち記事にします。
自分の家がだいぶ進んでるのですが、写真の加工とともに追いついておりません。
by tsk (2008-02-15 13:58) 

こうちゃん

こちらも読んだことがないです。
by こうちゃん (2008-02-16 16:48) 

tsk

こうちゃんさん
これを読むと、家の図面がまた違う方向から見れるようになります。
そういった意味でも読んでおくとよいと思います。

表題は地震ですが、風(台風)も構造の中心となります。
by tsk (2008-02-17 01:44) 

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